初めに、今回
補正予算で計上させていただいた
抗原検査キットの費用というのは
小中学校、それから
保育園の
子供たちに配布をして、体調に不安がある際に利用していただくということで、当初からこの目的でお配りをするということでありました。
数といたしましては
小中学校、
保育園、
児童生徒、教職員、
調理場職員、
放課後児童クラブの職員など約1万1,700人ほどの皆様に配布をさせていただこうということで考えております。これは、
濃厚接触者ということで
お知らせを受けて使うというよりは、日頃体調に変化を感じたときにまずはご自宅ですぐそのキットを使っていただこうという目的で配布をさせていただくというふうにお考えをいただければありがたいと思っています。
そして、先ほど市長が
行政報告で申し上げた陽性者から
濃厚接触者というふうに連絡を受けられた市民の方へ対応するものとしては、これまで昨年2月の
補正予算から議会の皆様のご承認を得ていただいて
ストックをさせていただいたものが約1,000個以上ありますので、そちらをまずは必要に応じて配布をさせていただこうというふうに思っています。
今ほどどのぐらいの
感染者の想定をしているのだということで、大変私統計学のほうはよく分からないので、あれなんですが、ただいつ頭を打つかということは、ちょっと今まだ見通せないだろうというふうに思っている中でも、ご自宅でその
濃厚接触者と言われたことに対しての大きな不安を抱いていらっしゃる方たちに、何とか少しでも不安を和らげようということは、とても大事なことではないかなというふうに思っていますので、もう既に
ストックが1,100ありますけれども、追加で今2,000ほど発注ができるかどうかという確認をさせていただいている最中であります。品薄ということではありますけれども、私どもは先ほど市長申し上げたように、既に1,000余りの
ストックを持っているというのは非常に幸いなことだったなというふうに感じております。
以上であります。
○
委員長(
阿部聡) ちょっと分かった。
〔「分かりましたけど、ちょっと」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 三
母委員。
◆委員(三母高志) そうしますと、今回のは約1万1,700個発注すると。それに要する経費が1,490万円ということかと。
それとまた別だということだと思うんですが、追加で2,000個発注を考えているという、それは今回の中では予算化されていないということなんでしょうか。
○
委員長(
阿部聡)
山口戦略監、ちょっと分かんなくなった。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子) これまでの
既決予算の中で対応が可能というふうに考えております。
以上です。
○
委員長(
阿部聡) その2,000個の分が
既決予算で対応可能ということですか。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子) そういうことであります。
○
委員長(
阿部聡) 新規の分が1万1,700個ということですかね。
〔「今歳出のことですね。そうです、この予算で」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) それで、市長がさっき答えたものの、備蓄が1,000個。
山口戦略監。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子) 先ほど申し上げたのは児童とか、配布する数でありまして、予備も合わせて今回買わせていただくのは1万6,550個ということになります。
例えば
クラスターが発生して予備が足りないよといったときに回せるように購入をさせていただくということで、それも全て含んだ予算を今回
補正予算で計上させて……
○
委員長(
阿部聡) 1万6,500ね。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子) 1万6,550ということであります。
○
委員長(
阿部聡) 550。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子) はい。ただ、1箱たしか120個入っていると思いますので、数がこれよりもう少し上になるのかなというふうに思っていますが、これだけは準備できるようにこの
補正予算計上させていただいています。
説明が足りておらず、申し訳ございませんでした。
○
委員長(
阿部聡) すみません、それで備蓄は約1,000個あって、追加の2,000個に関しては
既決予算の中で対応できるということで。
〔「いいんじゃないですか」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) いいですか。
〔「分かりましたか」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡)
渡邉委員。
◆委員(
渡邉葉子)
健康推進課にお尋ねいたします。今回補正で上がっているのが
抗原検査キット1,400万ですけれども、
オミクロン株が大変はやっていまして、もうすごくあれなのですけれども、でも最初の頃から
オミクロン株に対しての特徴といいますか、まあまあ無症状で軽症に終わるということが言われておりまして、ただ今回その
抗原検査キットはどうしてこちらを選ばれたのかというのが1つお聞きしたいのがあります。
それはどうしてかといいますと、
抗原検査キットと
PCR検査と2種類ありますけれども、
抗原検査キットに関しましては、専門家のいろんな所見からも、無症状に対してはほぼ適さないと、
検出性能が発揮できず適さないという所見が多々ございまして、どうしてPCRじゃなくて
抗原検査キットなのかというのが1つと、あと昨年
小中学生と教職員の方対象に一斉に、
希望者に限ったものではありますけれども、
PCR検査されたじゃないですか。そのときに、実際受けた方が
児童生徒でいうと63%、多分そのときの使わなかったものが2,000近くあると思うのですが、
PCR検査、その活用とか、今現在の在庫数とか、それをお聞きしたいと思います。教えていただけますでしょうか。
○
委員長(
阿部聡)
山口戦略監。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子)
抗原検査の関係は、私のほうで一括してお答えをさせていただきたいと思います。
渡邉委員ご指摘のように、
抗原検査にも種類が幾つかあります。医療用の
抗原定性検査キットというのは、今ニュースでも非常に取り上げられておりますが、全国でももう品薄という状況になっています。こちらのほうにつきましては、医療の資格のある方が本来であれば鼻くうに綿棒を入れて検査の検体を採って、それで検査をするというのが本来のものというふうに私どももお聞きしています。しかしながら、その医療用の
抗原検査キットというのは、非常にその取扱いも難しいということから、以前
希望者に対して実施をさせていただいたのは、そのものを実施をさせていただいたということであります。
今回
子供たちに配布をさせていただくのは、より簡易にご自宅で親御さんが小さいお子さんに対しても一緒にできるようにということで、唾液によって、綿棒も少し大きい
滅菌綿棒というものを口にくわえていただいて唾液を含むと、それを試薬の中に入れて、約15分程度で判定手が出るというタイプの簡易の
研究用というものを私ども今回は活用をさせていただいています。いろいろな諸説はありますけれども、自宅で手軽に15分程度でその判定ができるということがある意味おうちで喉が痛い、熱があるといったときに、親御さんと一緒にすぐ実施をしていただけるということがまずは今回のこの
オミクロン含めまして、対応としては第1段階の入り口なのかなというふうに思っています。しかしながら、その
研究用というのは、あくまでも
研究用でありまして、検査を確定することができるものではございません。そのことは、十分に保護者の皆さんやこれから市民の皆さんがご利用いただくときにも
お知らせをしながら、その後、例えば陽性であればすぐ県の
新型コロナ受診・
相談センターにご連絡をいただく、または保健所にご連絡をいただく。陰性の場合につきましても、それは検査結果が確定したものではないので、例えば
濃厚接触者の方であれば7日間のご
自宅待機は必要ですよということは
お知らせをしていかなければならないと思っています。
なお、
子供たちに使うものについては、先ほど申し上げておるように、体調の急な変化のときにご自宅ですぐその場で対応いただくということをまず今回の
オミクロンは特にそういう傾向があるということなので、それを目的に使わせていただくということであります。
先ほどこれまで使った個数どのぐらいあったのかということでありますけれども、ちょっと今資料確認させていただいて、統計資料出しておりますので、後ほど数お答えをさせていただきたいと思っていますが、残してはおりません。有効活用させていただいて、今回もたまたま配布をしようという段階で準備をしておいたものがまだ
ストックがあったということなので、今そちらをまずは市民の方にお使いをしようということでありますので、決して無駄にせず、全部使わせていただいているところであります。
数についてはそろいましたので、お答えをいたしますと、昨年令和2年度で
抗原検査、
PCR検査を実施いたしましたのは学校、
保育園、職員等で2,421名、それから令和2年につきましては、検査費を高齢者のほうに助成をしましたので、そちらが11人、令和3年度につきましては、
PCR検査の実施、事業者向けにも実施しておるものがありますので、3,152、
PCR検査の実施、小学校児童、教職員3,519で、
抗原検査キットの配布については
保育園、幼稚園、認定こども園の児童含めまして5,250、それから成人式の対象者1,017人、それから調理場の職員等77ということで、トータルの数字ちょっと今出ておりませんけれども、それだけの配布を令和3年度でも実施をさせていただいているというところであります。
答弁については以上です。
○
委員長(
阿部聡)
渡邉委員。
◆委員(
渡邉葉子) 1点追加でお聞きします。今回の
抗原検査キットと昨年園児のご家庭に配布した検査キットは種類が違うということですよね。
○
委員長(
阿部聡)
山口戦略監。
◎
健康アクティブ戦略監(
山口恵子) 同じものとなります。
○
委員長(
阿部聡) よろしいですか。
◆委員(
渡邉葉子) 分かりました。ありがとうございます。
○
委員長(
阿部聡) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終了いたします。
続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討議なければ、討議を終結するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討議を終結いたします。
続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討論がなければ、討論終結するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議第85号 令和3年度新発田市
一般会計補正予算(第15号)議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分は、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○
委員長(
阿部聡) 挙手全員であります。
よって、議第85号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で当
社会文教常任委員会に付託された議案の審査は終了いたしました。
〔「
委員長」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡)
佐藤委員。
◆委員(
佐藤真澄) 私のほうから発言があるんですけども、どうしましょう。この案件では全くないんですけれども、特別委託料についての継続審査をなぜおやりにならないのかということをちょっとこの機会に聞きたいと思ったのですが、執行部の皆さんはお帰りいただいて結構です。
○
委員長(
阿部聡) 執行部は、これは退席されて結構でございます。
では、進めたいと思っていますけども、これからやるということでよろしいですか。
佐藤委員、どうぞ。
◆委員(
佐藤真澄) 特別委託料につきましては、昨年9月14日の
社会文教常任委員会で継続審査となり、そしてまた9月議会の最終本会議で継続審査に正式になったわけであります。そのことは、新発田市議会だよりにも掲載されております。
そもそも会期中に議決されなかった議案については、会期が終われば消滅するんですけれども、継続審査は例外としてあるわけです。これは、地方自治法にもうたわれております。ところが、今日に至るも一回も開かれていない。どういうことなのかなというふうに12月議会が終わったときに
委員長に伺ったんですけども、さしたるあれではなかったんですけども、改めてお伺いしたいんですけど。
といいますのは、もうそろそろ予算の、来月です。あと半月もすると全員協議会が開かれて予算の内示があるわけですが、あれだけ陳情も出されて、
委員長も直接一般質問という形でされたわけですけど、普通ですと次の議会までに2か月近くあるわけですが、あれもうそろそろおやりになるんじゃないかなというふうにずっと思っていたんですけども、もう12月議会も経過し、また2月議会も近いんですけども、その辺りについて
委員長はどのような腹づもりなのか、併せて伺います。
あと、ほかの委員の皆さんも、もしご意見がありましたらお願いいたします。
○
委員長(
阿部聡) 特にご意見あれば聞きたいと思いますけども。
石山委員。
◆委員(石山洋子) 今
佐藤委員のほうから問いかけがありましたので、9月議会に陳情という形で出されて、私たちはその審査の中でいろいろと議論して、これから担当課と私立園たちが協議をして、その結果を私たちも受けてまた協議をするというようなことで継続審査ということにしたと思います。
本当に令和4年度の予算が2月15日の全員協議会でもお話がされるということであるので、全くしていないということもいかがなものかなというふうに思いますので、できれば15日、全員協議会に説明がある前に1回は執行部の方をお呼びして今の状況を説明していただくのは妥当かなというふうに考えます。
○
委員長(
阿部聡) 三
母委員。
◆委員(三母高志) 私も、正直言ってすっかり忘れていたというか、言われたとおりだと思いました。あのときに我々の論議はこども課というか、新発田市と
保育園の協議会というか、その間でもう少し話を詰めてもらったらいいんじゃないのというところで論議はお返ししたというか、継続審査になっていたと思うので、やっぱり予算がもう間近だということもありますので、ぜひそういう対応が必要かなと思います。
○
委員長(
阿部聡) 比企委員。
◆委員(比企広正) 私も、石山委員の発言と同じなんですけども、全員協議会が控えておりますので、そのときには令和4年度の予算が計上されるわけですよね。その前に継続審査の状況、どういった形で進んでいるのか、やはり執行部においでいただいて議論するのがいいのかなというふうに私も思いますので、賛成いたします。
○
委員長(
阿部聡) では、ほかにはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) ということは、そのような申入れを執行部に対して社文のほうから行うということでよろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) では、そのようにいたします。
あとほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) いいですか。この件についてはそのようにいたします。
ちょっと順番前後いたしますけれども、議第85号についての委員会報告の作成は、
委員長に一任していただきたいと思うんですが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 一任されましたので、以上をもって
社会文教常任委員会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午前11時41分 閉 会...